寺院ご案内

ごあいさつ

寺紋 Greeting
十輪院 住職 藤本善光

静寂の中で、皆さまに寄り添う祈りを

松霊山十輪院へようこそお参りくださいました。当院は享保二年の創建と伝わり、以来三百年にわたり、この大任町の地で皆さまの祈りとともに歩んでまいりました。

ご供養、ご祈願、法事など、宗派を問わずどなたさまもお気軽にご相談いただけます。四季折々の静かな境内で、皆さまの心にそっと寄り添う存在でありたいと願いながら、日々のお勤めに励んでおります。何かお困りのことがございましたら、どうぞ遠慮なくお声がけください。

松霊山十輪院 住職

藤本 善光

住職の著書

善光和尚のお大師様入門
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博多の南無の会 なあむ博多 2021年12月
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大師の心「あいうえお」
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十輪院 住職 藤本善光

寺院の歴史

寺紋 History
  • 創建

    松霊山十輪院は、享保二年(1717年)に創建されたと伝えられ、現在九州二十四地蔵尊霊場第五番札所になっています。三百年以上にわたり、今任(大任町)の地で地域の皆さまの祈りとともに歩み続けてまいりました。境内にそびえる大きな松は、二代目の松です。昔の写真にありますように仏具の「天蓋」に似ていることから、伊能忠敬によって「宝蓋松」と名付けられたと伝えられています。また、本堂の龍神柱は、なでると御利益があると伝わり、多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットとなっています。

  • 由来

    享保二年(1717年)、江戸で大火が発生し、小笠原家の藩邸にも火の手が迫りました。その時、一人の僧が現れ、延焼を食い止めた後、「私は豊前今任の地蔵である」と言い残して姿を消しました。後日、藩主がその由来を調べさせたところ、豊前今任の松の木の下に地蔵堂があり、お地蔵さまの足元には火に焼かれた跡が残っていました。藩主は、この地蔵尊こそ藩邸を守った仏さまだと深く感謝し、お堂を建立したと伝えられています。以来、鎮火地蔵尊は火難除け・火伏せの仏さまとして篤く信仰され、今日まで多くの人々の祈りを見守り続けています。

  • ご本尊

    高野山真言宗に属する十輪院の御本尊は、鎮火地蔵尊です。あらゆる病苦を除き、心身の健やかさをお導きくださる仏さまとして、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。本堂内陣正面の厨子の中に安置されている御本尊と、境内にある田川四国八十八ヶ所第1番札所のお堂内の御本尊の二躰の仏様は、火事を始めとする災難に遭われないよう私たちを見守って下さっております。

  • 伊能忠敬とのゆかり

    江戸時代後期、全国を実測して日本地図を完成させた伊能忠敬は、九州測量の道中にこの大任町周辺を訪れたと伝えられています。当時の測量隊の足跡は地域の記録や言い伝えの中に見ることができ、十輪院もまたその歴史の一端に触れる場所として語り継がれています。

    ※当時の記録には、「下今任村十輪院にて小休宝蓋松阿里」との記述が残されています。

  • 無形文化財「流灌頂(ながれかんじょう)」

    大任町の十輪院に伝わる「流灌頂」は、ご先祖や精霊を供養し、送り出すために営まれてきた盆の伝統行事です。

    十輪院の本尊である鎮火地蔵尊は、江戸時代、江戸の大火から小笠原藩邸を守ったと伝えられ、以来、火難除けの地蔵尊として人々の篤い信仰を集めてきました。流灌頂は、かつて旧暦7月24日の盆の時期に行われ、地域の人々が協力して準備を整えてきました。塔婆や灯籠、供養の品々を用意し、僧侶による読経のもと、参拝者とともに静かに祈りを捧げます。

    供養を終えた後には川へ向かい、灯籠などを水に流し、流れゆく灯りを見守りながら故人を偲び、最後の灯りが消えるまで祈りを捧げました。その一連の営みには、亡き人への想いと、ご先祖を敬う心が込められています。長い年月のなかで、流灌頂のあり方も少しずつ変化してきました。現在では川に流さず、川岸でお焚き上げします。しかし、そこに込められた「亡き人を想い、祈りを捧げる心」は変わることなく、地域の人々によって大切に守られてきました。

    十輪院と地域の人々がともに育んできた流灌頂。それは、単に昔から続く行事というだけではなく、人から人へ、世代から世代へと受け継がれてきた、この地の祈りの文化でもあります。

  • 四国八十八ヶ所お砂踏み法要

    毎年6月中旬に「四国八十八ヶ所お砂踏み法要」が執り行われます。「お砂踏み」とは、四国八十八ヶ所霊場の各札所から集めた「お砂」を踏みながら、礼拝する伝統的な参拝方法です。さまざまな事情で四国へお遍路に行くことができない方も、お砂踏みを通して四国遍路に触れ、実際に遍路をしたことと同じ功徳をいただけるといわれています。当日は午前10時より法要が行われ、参拝者には「お接待」も用意されます。

    四国八十八ヶ所を身近に感じながら、心静かにお参りいただける機会です。ぜひお気軽にお参りください。

境内紹介

寺紋 Precincts

境内の風景や建物、仏像、供養施設など、当院の様々な様子を写真でご紹介いたします。

年中行事

寺紋 Annual & Monthly Events

年間行事

1月1日

新年初護摩祈願

1月1日午前12時より。除夜の鐘は誰でも打てます。

2月3日

節分星供養大祭

午後1時より。豆まき・もちまき、おぜんざいのお接待、開運福引きあり。
5月中旬

春期法会

午後1時より。塔婆供養、法話、おとき(昼食)のお接待あり。
6月中旬

四国八十八ヶ所お砂踏み法要

午前10時より。法要。お接待あり。
8月上旬

こぼんさん修行

午前10時から午後4時まで。
8月24日

本尊鎮火地蔵尊大祭

昼席 午後1時より。 夜席 午後8時より。

塔婆・灯篭供養、法話、精霊流し(流灌頂)、おとき(昼食)のお接待あり。

10月中旬

秋期法要

午後1時より。塔婆供養、法話(本山布教師)、おときなし。

毎月の行事

1日

午前10時より

護摩祈願

お接待あり。
1日

午後1時より

ご詠歌教室

17日

午前10時より

華道高野山

最終日曜日

午前10時より

写経会

寺紋

ご参加について

ご寺院へのご参拝はどなたでも自由にご参加いただけます。 詳しくはお電話よりご連絡ください。

※行事の日程・内容は都合により変更となる場合がございます。

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